2009/01/15
お知らせ

まじめに書いてみました。

我社では年始に全体会議を開きます。
スタッフ全員が集まります。
そして、一人ずつ抱負・目標を発表します。
今年は昨年からの不況を心配してか、
“効率化”を挙げる人が多くいました。

月日が経つのは早いものです。
いつの間にか会社や仕事に慣れ、
当たり前のように日々を過ごしています。
そこで私は目標の一つに、
「初心を忘れずに興味を持って取り組む」
を挙げました。

もちろん、「初心忘るべからず」という言葉を引用しているのですが、この「初心」の本当の意味を知っているでしょうか?

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インターネット辞書で調べると
「学びはじめたころの、謙虚で緊張した気持ちを失うなの意」と出てきます。
つまり、「初心」=「学びはじめたころの、謙虚で緊張した気持ち」となります。
しかし、この言葉の元となった世阿弥著の「花鏡」では
「段階ごとに経験する芸の未熟さ」=「初心」としています。
(詳しくはhttp://www.geocities.jp/michio_nozawa/episode38.html;)
未熟な時代の経験、ブザマな失敗やその時の屈辱感を忘れないように、常に自らを戒めれば、上達しようとする姿を保ち続けることができると説いているのです。
「初心」の意味としては良いものではないのです。

どちらにしても全体的な意味は同じように思うかもしれませんが、
こう考えたほうがより深いと思いませんか?
そして、効率化を図る上でも「初心忘るべからず」は大切なことだと思うのです。

今日も初心を忘れずがんばっていきましょう。

今週の一言 "初心忘るべからず"

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