ベルサイユの・・・
話は、少し前に遡りますが、
毎年5月になると、我が家は「バラ週間」に入ります。
妻が花好きで、その中でもバラを好んでるせいで
バラのシーズンに突入する5月から、バラにちなんで
県内のあちらこちらを訪れます。
まず、5月から6月にかけて、市内の相原バラ園では
公開バラ園を開催しています。普段は、ネット注文でバラを販売している
こちらの園もこの期間中は、一般にバラ園を公開しています。
今年は、相原バラ園さんで「ジュリア」という茶系のバラを購入したようです。
以前もうちの庭で栽培していたのですが、病気になってしまい再挑戦に至りました。
続いて、市内では万翠荘で「バラ展」が6日間行われます。
今年は、仕事の都合で私が行けなかったので、2歳半になる娘と行って来たようです。
こちらは、県内のバラ農家さんの持ち寄ったバラの苗が購入できるのと
各種バラをつかった生け花の展覧会が開催されるのが目玉です。
毎年、謎なのですが、展覧会観覧中は必ずどこかのマダムに声をかけられます。
「これは、大輪で香りもすばらしいわねぇ~」とか、「お若い男性がバラ展なんて珍しいわねぇ」など。
(わたしも決して好きで来ているわけではないのですが・・・)と本当は言いたいところですが、
「花なんて見ても、腹は膨れん。」と以前、私が失言したせいで、妻のご機嫌を損ねたので
彼女の前では口が避けてもその類のワードは出せません。
そして、最終イベントは「よしうみバラ祭り」です。
毎年、「このインターの利用者数は今日が最多だな。」と感じるくらい
込み合うのですが、今年は時間的に出遅れたせいで、例年にない混み具合でした。
駐車場を降りるとまず目の前の防波堤に「カブトガニを取らないで下さい。」という立て札が・・・
(いや、取らないでしょう・・・天然記念物だし。)
そして、その向かいには熱気球に乗るための行列。気球といってもどこか遊覧するわけではなく
ただ空に浮かび上がって、しばらく高いところから景色を眺める程度です。
会場に入ると、毎年恒例の子どもたちの大好きな、中に入って飛びまわれるバルーンや
のまうまの馬の乗馬体験などがありましたが、娘は小さいので年齢制限にひっかかってしまい遊べませんでした。
その他にも食べ物の屋台や特産品販売のお店、砂絵や焼き物体験などたくさんの店が立ち並んでいます。
とりあえず、お目当てのバラのソフトクリームと30センチはあろうかというフランクフルトを食べ一休み。
妻は、バラの即売会とバラの庭園を満喫している様子ですが、私と娘は興味がないので
公園内の遊具で時間をつぶすことに。でも、娘のほうは、家にも数種類のバラが咲いているおかげで
花の中でもバラを見分けることができるようになりました。
帰りには、バラとは関係ありませんが、家族のお気に入りの公園である
今治の「藤山健康公園」へ立ち寄り、娘と共に普段の運動不足を解消しました。
広い芝生の運動場に、大小さまざまな遊具、そして古墳などがあり
小さいお子様をお持ちの方にはお勧めの公園です。
バラには興味がありませんが、この「バラ週間」は、家族の恒例イベントとして
少し遠出をしたり、同じ時間を過ごしたりするいい機会になっているのではないでしょうか。