でちこんか 2012
以前、松野町へ行った際に川沿いに立つ「でちこんか」という旗を目にして
「この辺の方言か?」と思ったことがありました。
調べてみると、鬼北の方言で「出てきませんか?」という意味で、鬼北町では、
毎年この方言を名前にした祭りが行われているようです。
今年は行ってみようということになり、土・日と開催されていたのですが、
日曜のほうがイベントが多いようなので日曜に家族で鬼北町へ向かいました。
家を出たのが遅かったため、終了1時間半前に現地に到着したのですが、
まだまだ大盛り上がりで、多くの人でにぎわっていました。
川沿いに多くのテントが建っていて、こちらで言うと観月祭のような感じです。
地元の特産品のお店やきじ鍋の無料配布、協賛している会社のブースもありました。
とりあえず、「高田商店のゆずの里」が我が家で人気なので、これは忘れないうちに
ゲットしました。濃縮タイプのゆずドリンクで、うちは氷や水で薄めてジュースと
して頂いていますが、料理に使うご家庭もあるようです。これからの季節には
ホットにしてもおすすめなので、機会があれば飲んでみて頂きたい一品です。
そうこうしている内に、ステージではガイヤカーニバル優勝のダンスチームの
演技や広場では大きな牛鬼3体の競演もあり、すごい迫力でした。
川辺に目をやると、川を堰き止めて魚のつかみどりが行われていました。
残念ながら娘はまだ幼くて危ないので参加できませんでしたが、来年は
参加させてやりたいです。
イベントの最後には、もちなげがありました。もちなげなんて久しくしたこと
無かったのですが、いざ始まってみると年配の奥様方に混じって、私も白熱しながら
お餅をキャッチしていました。ダイレクトにキャッチする人もいれば、持参した袋を
広げてその中へ入れようとする人、年配の方々は座り込んで落ちた餅をすばやく回収
するという長年の知恵を生かした技で、大量にゲットしている人もいました。
娘もこの混乱に揉まれないように、妻の足の間に隠れていましたが、もちなげ
終了時には両手にお餅を持って満足気にしていました。
娘は、初めて見るものばかりで始終楽しそうにはしゃいでいましたが、結局、
駐車場で落ちているどんぐりをポケットいっぱい拾っているときが一番嬉しそうでした。