心に太陽を持て
4月が目前に迫ってきました。
休日のトレーニングで山に入っていくまでの道中、菜の花は咲き乱れ群生してる所ではむせる程花の香りがして、土手では小鳥がのんびりと虫探しをしてます。
何事もなければ日本中で春の美しい風景が見れたはずです。
そう、東北地方太平洋沖地震がなければ・・・。
今は美しい風景を見る事が、罪な事のようにさえ感じてしまいます。
日が経つにつれて増えていく犠牲者と行方不明者の数・・・。
そして、人の生活を豊かにするはずである原発の事故・・・。
地震津波からの避難にあわせて、放射性物質という目では見えない恐怖からの避難も増えてきてます。
その避難所で中学生の卒業式が行われました。
卒業証書は津波によって泥で汚れ黒ずみ流されたものを、教師が必死で瓦礫の中から探し出したものでした。
式では校歌の代わりに卒業生全員で詩の朗読をしてました。
====================
『心に太陽を持て』
心に太陽を持て。
あらしが ふこうと、
ふぶきが こようと、
天には黒くも、
地には争いが絶えなかろうと、
いつも、心に太陽を持て。
くちびるに歌を持て、
軽く、ほがらかに。
自分のつとめ、
自分のくらしに、
よしや苦労が絶えなかろうと、
いつも、くちびるに歌を持て。
苦しんでいる人、
なやんでいる人には、
こう、はげましてやろう。
「勇気を失うな。
くちびるに歌を持て。
心に太陽を持て。」
====================
朗読が終わった後、避難所では拍手が鳴り止まなかったそうです。
間違いなくその場に居た大勢の人の思いが『ひとつ』になっていました・・・。
今の私に出来ることは募金です。とても小さな事で金額も少ないかもしれませんが実践していきます。そして、日本のみんなが『思いをひとつ』に小さな事をすれば大きな力となって必要としている人に届くでしょう!!
がんばれ東北!! がんばれ日本!!
勇気を失うな!!
くちびるに歌を持て!!
心に太陽を持て!!