幸福なツバメ
先週まで我が家にはツバメがいました。
父が巣から落ちているヒナを拾って育てていたのです。
2週間も経つと少し飛べるようになり、手に止まるようになりました。
手乗りツバメです(^_^;)
体はまだまだ小さかったけど、元気に育ってくれているようでした。
でも、先週、死んでしまいました。
原因は不明ですが、やはり野鳥を育てるのはかなり難しいようです。
世話をしていた父も「寂しくなった」と悲しんでいました。
ツバメも父の足音を聞くと「ゴハンチョーダイ!」とピーピー鳴いて、
きっと親鳥だと思っていたのでしょう。
—–
ところで、私は「ツバメ」と聞くと思い出す童話があります。
「幸福な王子」というお話なんですが、知っているでしょうか?
宝石で飾られた金に輝く王子の像とツバメのお話です。
知らない人はネットで調べてね。
別に好きなわけではありません。
むしろ嫌いというか、納得いかないというか・・・。
「フランダースの犬」もそうなんですが、
悲しい終わり方をするのが嫌いなんです。
「天国へ行って幸せになりました。」
って、天国なんて本当にあるのかどうかわからないじゃん!
作り話だから天国があってもいいか・・・
でも、どうせ作り話なら、この世でハッピーエンドにしてあげてよ!
って、思うんですよね。
ただ、
亡くなった命を悲しむ気持ちが「天国」を作り、
そこで「幸せにやっている」と信じたい。
その気持ちはわかります。
この世で「幸せ」だったかどうかはわかりませんが、
「幸せ」ってなんだろう?
・・・なんて考えてもキリが無いよね・・・
少しの間だけでも家族の一員だった小さいツバメが
「天国」では大きくなって
「幸せ」に空を飛び回っていることを信じたいと思います。
写メを撮っていたので載せようと思ったんですが、
携帯充電切れでした・・・(>_<)
今週の言葉 「この世で!幸せになろう」