36時間
2013年、私の周りは出産ラッシュです。
友人や年の近い先輩、もうそんな年なんだ・・・と改めて感じる一年でした。
先日、付き合いの長い友人よりLINEにて
「陣痛Now!!」
との連絡が入りました。
予定日の数日前だったので、そろそろかなぁと私もソワソワしていたのですが、
「産まれました」
の報告ではなく、まさかの陣痛来たぜ連絡。
生々しい彼女の文章で私までお腹が痛くなりました。
(前日に調理したオイスターソースの賞味期限が1年も過ぎていた事に気づく・・・。)
これまでに経験のない事で、何と返事をしたら良いのか。
頑張れ!とも言えない(頑張っているであろうから)
大丈夫だよ!とも言えない(冒頭がHELPミー!)
何も言葉が思いつかない私は、「ひぃ~ひぃ~ふぅ~」と返信していました。
((-_-;)だって・・・。)
それから度々中継のLINEが来ていたのですが、6時間程経ってピタリと止まりました。
そろそろ産まれたかな?
と思い、写メールが届くのを心待ちにしていたのですが、連絡はありません。
それから12時間、まだ報告がありません。
心配になり電話をするも繋がりません。
日をまたぎ、やっと「産まれました」との連絡が入りました。
36時間の陣痛に耐え、一睡もせず、難産を乗り越え、無事元気な男の子を出産したそうです。
安心した私は、甘めのカフェオレを2杯も飲んでいました。
約一日と半分、この普段の生活ではあっという間に過ぎる時間を
小学生時代の冬休みのように長く感じたそうです。
彼女が乗り越えた36時間と自分が過ごした36時間をてらし合わせてみる。
想像もつかない時間をイメージして彼女にメールを送る。
「おつかれさまでした」
寝起きのあと10分、6勤後の日曜日、年に何度いけるであろうプチ旅行、幸せな時間はあっという間に
過ぎていくのに・・・。
人間は本当に自分勝手な生き物だ。