2014/07/24
お知らせ

爺さん

つい先日のお話です。

友人と乗馬を体験しに郊外へ向かいました。

小学生の頃ポニーに乗った以来だったので、車中のワクワク感はこれまた子供の頃に戻った様♪

川岸にあるローカルな乗馬場です。

ナビでは案内出来ない程の草道の途中にありました。

舗装されていない道で、タイヤはとろとろです。

入口を抜けると・・・

 

 

 

 

 

 

 

いるじゃありませんか・・・。

つぶらな瞳のマイケル♂、人間で言うと85歳くらいだそうです。

爺さんですね♪ 大きなくしゃみで挨拶をしてくれました。

 

マイケルの背中からの景色は思った以上に高く、バランスをとるのがとても難しかったです。

約30分くらいの散歩だったのですが、とてもお利口さんで、振り落とされることなく無事戻ってくることが出来ました。

 

 

 

 

 

というのも、マイケルは乗った人間が素人かどうかわかるそうです。

体重であったり、腰使いであったり・・・何より、話も分かるのだとか・・・。

彼の耳は乗馬中片方だけ折れていました。

私の声を聞いてくれていたようです。

なんとも可愛い爺さんだ♡

 

あっという間に友人の番がきました。

ビール瓶のカゴに座ってぽーっと見ていると、隣に白髪の爺さんが・・・!

この道の人だとすぐに分かりました。

暫く、止まることなく色々なお話をしてくれました。(半分以上は手綱の握り方です)

話半分で聞いていると、10年前に亡くなった祖父を思い出しました。

生きていたらこの爺さんみたいな感じだったのかな~なんて思うと、少し懐かしくて、少し切なく・・・。

 

 

 

 

帰り際に大量のきゅうりをビニール袋に入れて「持って帰れ!」と半ば強引に私の車のトランクに押し込んできました。

 

少しでいいと言ったのに・・・

こんなに食べれないと言ったのに・・・

ありがとう、爺さん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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