2015/07/03
お知らせ
二つのポテチ
子供から大人までみんな大好きなポテトチップス。
ジャガイモの味が口の中いっぱいに広がるあの感じ。
たまりませんよね。
ところで、何気なく食べるポテトチップスに筒に入ったタイプと
袋に入ったタイプがありますよね?
この包装方法の違い気にしたことがありませんか?
筒状タイプと袋タイプでは食感が違います。
筒状タイプは「ザクッ」
袋タイプは「パリッ」
この違いはそれぞれのポテトチップスの製造過程の違いにあります。
筒タイプはジャガイモを一度すり潰し、型に入れて製造しています。
対して、袋タイプはジャガイモをスライスして製造しています。
この為、食感に違いが生まれるのです。
また、袋タイプのポテトチップスの場合、
形が不均一になってしまうため
包装方法が袋に限られてきます。
対して、筒タイプは型に入れて製造するため、比較的均一に製造することが
可能でポテトチップスを隙間なく筒に包装することができます。
さらに、筒状の物は物流過程においても効果を発揮します。
袋よりも筒の方が強度が高いため物流過程における中身の破損を回避することが可能です。
また、配送時、袋よりも効率的に隙間なく配置出来るというメリットもあります。
ただのポテトチップスでも少し視点を変えれば、その裏には様々な企業努力を感じることができます。
「この製品とこの製品の違いは?」と考えたり、製品の歴史について調べてみたりすると食べる事とは
また違った楽しみが生まれてくるものですね。