
読書の秋です。
最近、「うどんのうーやん」という絵本を知りました。
タイトルのとおり、うどんが主人公です。
関西弁で話します。
うどん屋さんが人手不足のため、自ら出前に行くというシュールな内容。
ほないってきます~
途中出会った痩せ猫に自分を半分食べさせる優しいうーやん。
量が減ってしまい、困ったうーやん、そうめんに入ってもらい増量。
けど、ぼくら、ほそいでぇ
かめへん かめへん。そんなん まぜてしもたら わからへん
他にも旅路で出会うメザシや梅干し、豆腐、たこ焼き、エビフライ…を仲間(具?)に。
かわです。
わたるしかないやろ
やまです。
…のぼるしかないやろ
幾多の苦難(?)を乗り越え、出前先のキツネさん宅に到着。
ぼく たしか きつねうどん ちゅうもんしたんやけど
それでもみんな仲良く食されて。美味しかったようで。
最後にはめでたし、めでたしな内容です。
設定からして、いろいろツッコミどころ満載なんだけど、
全部書いてると超長文になってしまうので、内容だけ紹介。
好きなところで好きなように、自分で突っ込んで下さい。
それにしても、うーやん、ノリは軽いけど、男前だぁ。
うどんにしておくのが勿体無い。
この絵本の作者は、岡田よしたかさん。
独特の世界観で、他にも「ちくわのわーさん」「こんぶのぶーさん」など
いろいろな食べ物を擬人化した絵本があります。
擬人化と言っても、絵には目も鼻も口も無く、そこがまた笑えます。
どれもシュールで元気をもらえる絵本でした。
お子さんのいる方、ぜひ、読んであげて下さいね。
大人の方も、息抜きにどうぞ。
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