
始まりました。
梅の産地として有名な砥部町の七折地区の梅まつり。
もうすぐ春ですね。
我が家の梅の木も小さいながらも花が咲き始めています。
梅の木を植えて5年。
大きくなりました。
梅を植えた当初の目的は梅の実。
我が家では毎年、6月ごろになると梅酒を作ります。
自分で育てた梅の実の梅酒・・・
そんな野望を抱いていました。
が、梅は1本では実をつけません。残念。
それを知っててなお、梅の木を植えたのは・・・
春の訪れを感じたいから。
だったら桜の木でも良いのでは?
と思うかもしれません。
しかし・・・。
「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」という言葉を知っているでしょうか?
これは剪定方法を表していて桜は切ると腐ってしまうから切ってはいけない、
梅は切るほうが良いという意味の言葉です。
そして我が家には庭木をやたら切りたがる父がいます。
父は別居ではありますが、週末に我が家に遊びに来るとすぐに庭に出て
草引き(これは助かる)や庭の剪定(これが問題)をし始めるのです。
「亀の甲より年の劫」とは言いますが、
いくら年を重ねても知らないものは知らないのです。
父は特に庭師だったわけでも植物に関心があったわけでもありません。
でも、我が家を建ててから何故か庭いじりをするようになりました。
そう、自分の勘だけを頼りに木を切ってしまうのです・・・。
塀代わりのアカメも、花が可憐な木蓮も父の餌食となりました・・・。
(植物は強い。今もちゃんと生きてます。)
そういえば、以前、観葉植物を「日光を当てたほうが植物は元気に育つ」と、
庭に出し、直射日光に当て殺しかけたこともあります。
その数カ月後、母も同様の理由で再び観葉植物を殺しかけましたが・・・。
私の家族は知識もなく植物を愛でたがる(?)ようです。
かくいう私も意味なくたくさんの観葉植物を育てていますし。
血は争えません。
もし、桜を植えたら・・・
その調子できっと桜の木も選定してしまいかねません。
なにより、小さな庭なのに桜が大きくなったら困ります。(こっちが本音)
と、言うわけで梅。
桜より一足早く春の訪れを伝えてくれる梅の花は
父のお陰で今年、たくさんの花を咲かせてくれそうです。
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